最近、「婚姻届出前に婚前契約書を作りましょう」というニュースや記事を見るようになりました。

「婚前契約書」(「夫婦財産契約」などともいいます)とはどういうものなのでしょうか。

お互い違う環境で育ってきたパートナー同士が、一つ屋根の下で、「死が二人を分かつまで」暮らしていく、というのは並大抵のことではありません。
日々の生活の中で、お互いの価値観の違いに悩み、傷つくことも多いはずです。
その違いを知り、認め合う、それを形にしたのが「婚前契約書」なのだと、私は思います。
ですので、「婚前契約書」はどんな形でも構いません。
どんな紙にだって、どんなペンでだって、二人の署名や押印がなくったって、二人がこれからの生活に必要な話し合いの結果が書いてあれば、それでいいのです。

ただし、「契約書」というのは、「平時」にはあまり効力を発揮しないものです。「契約書」が威力を発揮するのは、争いが起きたときなのです。
残念なことに、パートナー同士に争いが起きたとき、二人の話し合いの結果(合意内容)の証拠となるのが「契約書」です。争いが起きると、たとえ「契約書」があっても、必ずと言っていいほど言い分に違いが出てきます。「契約書」に双方の署名または押印がなされていれば、その「契約書」の内容どおりの合意があったものと推定する、これが法律で定められたルールなのです。

さらに、生活費や財産の帰属など、財産的な争いが生じた際には、「婚前契約書」は、大きな影響力を発揮する可能性があります。

ですので、「婚前契約書」の作成に当たっては、裁判において代理人を務められる、弁護士にぜひご相談・ご依頼されることをお勧めします。

婚前契約書についてのご相談は、地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅から徒歩2分、弁護士法人東海ローパートナーズまで。
初回お問い合わせ無料、電話番号052-212-5970まで。