ここ数年、よく「配偶者からモラハラを受けたから離婚したい、慰謝料を請求したい」とのご相談を受けるようになりました。

「モラハラ」(モラルハラスメント)は、不貞行為やDVのような離婚原因となり得るのでしょうか。
答えは「ケース・バイ・ケース」です。

・・・これでは、何の中身もない記事となってしまいますので、なぜ「ケース・バイ・ケース」なのかご説明します。

まず、「モラハラ」というのは、不貞行為(性的関係)やDV(暴力)と違い、概念がはっきりしません。
ですので、具体的に、いつ、どのような「いやがらせ」(ハラスメント)を受けたのか、主張しなければならず、ただ漠然と「モラハラ」を受けたから、というのでは離婚や慰謝料請求は認められません(DVであっても、いつどのような暴力を受けたのかは具体的に主張する必要がありますし、不貞行為についても、おおよそいつからいつまで行われていたかは主張する必要があります)。

また、不貞行為であれば写真や動画等、DVであれば診断書等により、それぞれ比較的立証が容易ですが、「モラハラ」は日常的な言動によるものであるため、立証が極めて困難です(もちろん録音等があればそれで立証していくことになりますが、日常的にいろんな言動を録音している方はそれほど多くありません)。
裁判例を見ても、「モラハラを認めるに足りる証拠はない」として、慰謝料請求を否定するものが多いように思います。

ですので、大変お辛いことは承知しているのですが、「モラハラ」を理由に離婚や慰謝料を請求したい、とのご相談にいらっしゃる方には、具体的な事実の聴き取りや立証方法について詳細に打ち合わせなければならないのです。
その中で、何とかご相談者の思いに寄り添えるよう、努力していきます。

配偶者やパートナーの「モラハラ」についても、ぜひご相談ください。

配偶者やパートナーの「モラハラ」についてのご相談は、地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅から徒歩2分、弁護士法人東海ローパートナーズまで。
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