以前から何度か受ける相談の中に、「付き合ってた彼が本当は結婚してて、奥さんから内容証明郵便が来た」というものがあります。
その相談の中で、これまたよくあるお話として、「この内容証明が来るまで彼が結婚しているなんて、本当に知らなかったんです!私もだまされた、被害者なんです!」というものがあります。

さて、このお話がウソだった場合は、まあ、どうしようもないわけですし、この内容証明を受け取ってもまだ彼と交際を継続したい、という場合もまあ、弁護士としてはあまりやれることがないわけですが、仮にこのお話が本当だった場合、
・奥さんからの慰謝料請求は拒めないのか?
という質問と、
・だました彼に慰謝料請求できないか?
という質問が当然出てくる可能性があります。

まず、一つ目の「奥さんからの慰謝料請求は拒めないのか?」という点についてですが、結婚しているのを知らなかったというだけでは拒むことはできません。法律的に言うと、結婚していたことについて「不注意で知らなかった」場合にも、慰謝料請求は認められる、ということになります。
例えば、彼の「結婚してないです」という話を鵜呑みにしただけではだめで、事実関係(本当に結婚していないか)を確認する必要がある、というわけです。
とはいえ、いちいち異性と交際するのに、「戸籍謄本を提出してください」などと言うのもおかしな話ですので、周囲の様々な状況から、「そりゃ独身だと思ってもしょうがないよね」というような場合には、慰謝料請求を拒める、ということになるかと思います。

そして、二つ目の「だました彼に慰謝料請求できないか?」という点ですが、これは認められる可能性は大いにあります。具体的には、だまされた女性が、どれくらい真剣に(語弊のある言い方かもしれませんが、言うなれば結婚を前提に、というようなことになるでしょうか)交際していたか、ということや、彼がどれくらい女性をだまそうとしていたか、という度合いにもよるとは思いますが、認められる可能性は大いにあるというべきです。

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